国保の年間保険料、上限3万円上げ・厚労省07年4月から
厚生労働省は15日、自営業者らが加入する国民健康保険(国保)の年間保険料の上限額を2007年4月から3万円引き上げ、56万円とすることを決めた。保険料は国保を運営する市町村がそれぞれ決めるが、高所得層の保険料を引き上げ、これを原資に加入者の7割を占める中所得層の保険料を引き下げるのが狙い。医療費の増加を背景に保険料の負担が重くなってきた中所得層に配慮する。
国保の保険料は加入者の所得や資産、世帯の人数などに応じた算定式を各市町村が定める一方、保険料の上限は国が全国一律で設けており、厚労省は現在53万円の上限を3万円引き上げる。地方税法の改正案を通常国会に提出、関連の政省令も見直す。
日本経済新聞 - 200612/15
posted by masahiro @ 10:48 午後
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