2006/12/21

超広角レンズ搭載の2眼デジカメがCCD&機能強化で一新!

デジタルカメラは、1組のCCDとレンズユニットを搭載しているのが一般的だ。そんな殻を打ち破り、2組のCCDとレンズユニットを搭載したユニークなデジカメとして注目されたのが、2006年2月に登場したコダックの「EasyShare V570」だ。その後継機となるのが、今回紹介する「EasyShare V705」(以下、V705)である。

なぜ2つもCCDを載せているのかというと、画角が違うレンズが付いているためだ。一方は、35mm判換算で39?117mmの光学3倍ズームレンズ。平凡なスペックだが、広角側が39mm相当と、一般的なコンパクトデジカメの中でもかなり広角に弱い仕様だ。たかが1mmと思うかもしれないが、広角側の1mmの差は意外と大きい。

それをカバーするために、もう1つのレンズは「ウルトラワイド」と呼ばれる23mm相当の単焦点レンズを載せている。これは、コンパクトデジカメの中ではもっとも広い部類に入るものだ。リコーの「Caplio R5」やキヤノンの「IXY DIGITAL 900 IS」など、近ごろは広角に対応した製品が多く登場しているが、これらはすべて28mm相当の画角となっている。つまり、これらの機種よりもひとまわり以上広い範囲を撮影できるわけだ。これが、世にも珍しい「2レンズ、2CCDデジタルカメラ」の真相だ。

nikkeibp.jp - 2006/12/20

posted by masahiro @ 10:43 午後

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