2006/12/17

LAモーターショー2006 キャラウェイ C16

ロスを拠点とするチューナー、キャラウェイは、コルベット C6をベースとするコンプリートカー「C16」を発表した。

コルベットベースの600ps超チューンドキャラウェイは、ロスを拠点とするいわゆるスピードショップ系チューナーだ。コルベットのイメージが強いが、過去の作品にはカマロやファイアーバード、インパラなど色々あり、アストン・マーティンなど海外ブランドのチューニングも手掛けている。さらにパーツ販売やコンピューターチューンなども行い、レースに参戦するなど、エンスー度が高いチューナーとして知られる。

LAショーでは、けっして広くはないひっそりとしたブースに展示車を1台飾っていた。それが同社にとって16台目の作品となる「C16」だ。コルベット C6をベースとする同モデルは、同社に20年在籍するデザイナーのポール・ドイッチェマン氏がボディパネル全面を作り替えたオリジナルボディを身にまとう。同社にとって3次元CAD(コンピューター設計)を駆使した最初のモデルであるそうで、1/1のモックアップを作らずにCADから直接データを造型機に送り仕上げることで、効率の良い開発が可能になったという。

エンジンは、コルベットの6リッターV8 LS2をベースに、イートン製のスーパーチャージャーを組み合わせ、最高出力616psを発生。吸排気系や燃料噴射系、インタークーラーなども交換されている。性能データは、0-96km/h加速が3.3秒!、最高速はマニュアルミッション仕様では330km/hに達するという。

もちろん、ブレーキやシャシーも全面的に強化されており、タイヤは、フロントが295/30-19、リア345/25-20という極太扁平タイヤを装着。このコンプリートカーの価格は、11万9865ドル(約1400万円)となっている。

DrivingFuture - 2006年12月15日

posted by masahiro @ 6:06 午前

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム