2007/01/24

消費者金融などに借金があった犯人が1億円を畑の中に

住宅街の畑の中から出てきたのは、何と、現金9千数百万円。
先月、函館の農協から盗まれた現金1億円の一部が見つかりました。

ずらっと並んだ1万円札、5000円札、1000円札。総額、9千数百万円。
中には、JAの帯封がついたままのものも。

(東海林記者)「現金が見つかったのは、函館の住宅街にあるコチラの畑でした。
地中30センチのところに、ビニール袋に入れて埋めてあったということです」
函館市内の畑の中から見つかった9千数百万円の札束。

「現金を畑に埋めた」先週金曜、こう供述したのは、別の詐欺事件で逮捕された、函館市・亀田農協の元運用課長、今正光容疑者。事件が起きたのは、先月4日。何者かが農協の金庫から、現金1億円を盗んだのです。現金が見つかった畑は、今容疑者の実の兄の所有でした。

(今容疑者の兄)「びっくりした。まさかと思った」
1億円の盗難事件後、市内の病院に入院した今容疑者。
しかし、入院中も度々、パチンコに出かけるほどのギャンブル好きで、さらには、農協や消費者金融などに、5000万円以上の借金があったといいます。

(今容疑者の姉)「(Q今容疑者は金使いが派手だった?)ないです、信じていますから」
(今容疑者の兄)「何に使っているのか・・・借金はわからなかった」
警察の調べに対して、今容疑者は、「1億円は盗んだ直後に全額埋めた」などと話しているということです。

しかし、畑の中から見つかった現金は、9千数百万円。警察は、今容疑者が、何度か現金を掘り返し、借金返済などに充てていたとみてさらに調べています。

(2007年1月22日(月)「どさんこワイド180」)

札幌テレビ - 2007年1月22日

posted by masahiro @ 4:44 午前

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