ETC強行突破96万件、首都高では被害3億円
全国の高速道路で2006年度の高速道路料金所のETCの開閉バーを強行に突破するなどした不正に通行した行為が過去最多の約96万1000件に上ったことが、国土交通省のまとめでわかった。過去5年間で3・4倍強に膨れ上がっている。高速道路会社各社では、車両のナンバーやドライバーを特定できる高性能のカメラの設置を進めるなどして違反車の監視を強化しているが、特定が難航していて、摘発が進んでいない。国土交通省では「逃げ得を許さない態勢にすべき」として、高速道路各社に指導する方針だ。国土交通省によりますと、高速道路の不正な通行件数は、ETCの本格的な導入が始まった2001年度は約28万3000件だったが、2003年度に約47万1000件、2004年度約69万件、2005年度約94万8000件と毎年急増している。高速道路のETCの利用率が60%を超えた2006年度は、計約96万1000件となっている。
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