オリンパスが通期営業益を900億円に上方修正、デジカメ単価改善などで
オリンパスが通期営業益を900億円に上方修正、デジカメ単価改善などで
[東京 7日 ロイター] オリンパス<7733.t>は7日、2007年3月期の通期業績予想を上方修正し、連結営業利益を前年比43.9%増の900億円(従来予想は730億円)に引き上げた。達成すれば過去最高。同時に発表した9月中間決算が、デジタルカメラ事業が伸長するなどして好調だったことを織り込んだ。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト7人の予測平均値908億円とほぼ同水準となった。 07年3月通期の連結売上高は前年比6.3%増の1兆0400億円(従来予想は1兆0350億円)に、経常利益は同65.0%増の680億円(同570億円)に、当期利益は同33.0%増の380億円(同310億円)に引き上げた。いずれも過去最高を更新する見込み。 会見した山田秀雄常務は「年初に3年間の中期計画を発表したが、今年はその初年度。(デジタルカメラなど)映像事業の回復などにより、たいへん順調なスタートを切ることができた」と述べた。 併せて発表した9月中間期の連結売上高は、前年同期比1.8%増の4847億円、営業利益は同2.5倍の421億円、経常利益は同3.5倍の315億円、純利益は同8.7倍の188億円だった。新製品投入などが奏功してデジタルカメラの単価を前年同期比8%引き上げることができたほか、海外で内視鏡の新製品が伸長したことなどが寄与した。円安による為替差益も営業利益を44億円分押し上げた。 朝日新聞 - 2006/11/7
posted by masahiro @ 6:47 午前
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