2006/12/21

医療保険の日数制限でリハビリ打ち切り 富山県保険医協会

今年4月、医療保険のリハビリテーションに日数制限が設けられたことで、富山県内の患者およそ千人がリハビリを打ち切っていたことが、富山県保険医協会の調査で分かりました。

 富山県保険医協会では、今年10月、脳梗塞や骨折などでリハビリ治療を行っている県内93の医療機関にアンケート調査し、およそ半数の44の医療機関から回答がありました。

 その結果、リハビリ患者数は4878人で、このうち日数制限を理由にリハビリを打ち切られた患者が963人に上ることが分かりました。

 このうち、打ち切られた後、何も対応していないが最も多く32.7%で、介護保険のリハビリに切り替えた人が14.5%に留まっているとしています。

 政府は今年4月、リハビリ医療に日数制限を導入し、これを超えるリハビリは保険で認められなくなりました。

 富山県保険医協会では、制度の改善を求め、県や市町村議会に意見書の提出をなどを求めていくことにしています。

北日本放送 - 2006年12月14日

posted by masahiro @ 7:09 午後

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム