2006/12/22

九重温泉宿泊で人間ドック付きのバスツアー 西鉄旅行

西鉄旅行(福岡市)は健康をテーマにした旅行商品の販売に乗り出す。まず来年2?3月、人間ドック付きのバスツアーを開催する。団塊世代の退職などで熟年・シルバー層の旅行需要が伸び、健康志向の商品が受け入れられやすくなると判断した。4月以降も新たな商品を投入し、健康関連ツアーで3年後に年間5000万円以上の売り上げを目指す。

 人間ドック付きのツアーは一泊2日で、福岡県久留米市の「聖マリア病院」と協力して実施する。中高年に多いメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の改善を掲げ、50歳以上に限定して参加者を募集する。2カ月間で計八回実施し、最大200人の参加を見込む。

 まず事前に記入した問診票を持参し、同病院で1日人間ドックを受診する。病院が用意する栄養バランスの良い健康食を食べ、保健師から生活習慣病を予防するための指導を受ける。検査結果は旅行後二週間以内に郵送する。

 宿泊は大分県・九重の温泉宿。今年10月に開通した「九重“夢”大吊橋」の見物や由布院散策といった観光も楽しめる。翌日には専門家にウオーキングやジョギングの正しい方法を学ぶ。

 同病院で人間ドックを日帰りで受診すると通常約4万円かかるが、このツアーでは受診者の少ない日を選ぶなどして料金を半分程度に抑え、ツアー料金を3万8000円程度にする。

日経ネット九州版 - 2006/12/20

posted by masahiro @ 12:27 午前

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