イオン、定年を65歳へ引き上げ 07年2月
大手スーパーのイオンは25日、来年2月21日に現在60歳の社員の定年を65歳に引き上げる、と発表した。あわせてパート従業員の雇用年齢上限も65歳に延長する。60歳を超えても以前と同じ職種での勤務を続ける場合は、賃金水準を維持できるようにした。昇格も可能だという。
対象となるのは、北海道?山口県に店を持つイオン単体の社員約1万5000人とパート従業員約10万5000人の計約12万人。他の勤務地や労働時間、転勤の有無などを選ぶこともできる。イオン九州などグループ会社にも、数年以内に導入する。
4月の改正高年齢者雇用安定法の施行にあわせ、企業は「60歳の定年退職後に再雇用」「定年の引き上げ」「定年制の廃止」のいずれかの雇用延長制度への対応を義務づけられた。イオンは定年後の再雇用で対応していたが、事業拡大もにらんでベテランのノウハウを幅広く活用するために「定年延長」の導入を決めた。
日本マクドナルドはすでに定年制を廃止し、オフィス通販のアスクルも3月に、定年を65歳に引き上げた。パート従業員では、イトーヨーカ堂やダイエーなどの大手スーパーも、雇用年齢上限を65歳に引き上げている。
朝日新聞 - 2006/12/25
posted by masahiro @ 11:54 午前
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