社長、あなたは「数字」に甘すぎる。

社長、あなたは「数字」に甘すぎる。　

◇野田栄一／著　
◇あさ出版　
◇出版年月：2005年5月　
◇ISBN：4-86063-101-3　
◇1,470円（税込価格）

コンサルタントに来てもらっても、なかなか会社の状況が良くならない……そんな中小企業の経営者の声も多いといいます。その原因は、コンサルタントの専門分野と会社のニーズが合致していないことです。中でも数字に甘い経営者に対して、もっと数字に厳しくなるようアドバイスをしています。目次を紹介します。第４章　公平な評価は「１人当たり」「１時間当たり」で行う第５章　会社、社長、社員は利益をどう分け合うか第６章　「細胞経営」では第７章　私がやりたい「野田式経営」とはケースが聞かれます。親族を後継者にすることが多いのも関係があるかもしれません。親族の報酬はいままで通りに確保していたり、会社の利益で豪邸を建てたりすることです。経営の中で、細胞がどれで細胞がどれかを見極めるやり方で、必要のない赤字の部分の細胞を切り捨てて行くのです。後半は報酬と親族の報酬は１つのグループにまとめて、その中から払うようにするとうまくいくのだそうです。感じたのは、ロスについて敏感にならないといけないということです。業者が納品先で納品のついでに倉庫の整理や掃除をさせられるという話がありました。しれませんが、その納品業者の経営者からすれば、自分の会社の貴重な労働力が他の会社のために使われているということになります。ロスに対しては敏感になる必要がようです。数字のことを考えなくては、経営はできません。

posted by masahiro @ 5:51 午前