国際国家として必要 首相、対テロ新法案で
★東南アジア諸国連合関連首脳会議に出席した福田康夫首相はシンガポール市内での外記者会見で、インド洋での海上自衛隊による給油活動を再開するための対テロ新法案について「日本が国際国家として生きて行くための取り組みだ。国際社会の平和と安全は我が国にとってのテロ対策の視点から重要視している」と指摘し、「アジアの平和と安定はアメリカを含めた国際社会全体の利益だ。日米同盟を基礎に筋道の立ったアジア外交を展開していく」と今後の外交運営を表明した。今回の東南アジア諸国連合関連首脳会議や中国、韓国首脳との会談を通じて「積極的なアジア外交の第一歩を踏み出せた」と今回の訪問の成果を語った。
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