2006/11/18

無資格で客の血採取/健康食品店の男女逮捕

無資格で客の血採取/健康食品店の男女逮捕
 無資格で客の血液を採取したとして、県警生活保安課と那覇署は二日までに、医師法違反(無資格医業)の疑いで、那覇市内の健康食品店経営の男と、従業員の女を逮捕した。二人は採血した後、客の健康状態をチェックし、「血液がサラサラになる」と効能をうたったブレスレットなどの器具を一個二十万円前後で販売していたという。いずれも容疑を否認しているという。 県警によると、男は五十代前半、女は三十代半ばという。九月下旬に店や男らの自宅を家宅捜索した際、約二百五十人分の顧客名簿を押収しており、販売総額は数千万円に上るとみている。また、器具の効能の有無についても詳しく調べ、近く器具の仕入れ元だった関西の会社も家宅捜索する方針だ。 調べでは、二人は昨年から今年にかけて、那覇市松尾の店舗で、六十代前後の女性客五人から、医師の資格がないのに血液を採取した疑い。客の指に針を刺し、少量の血液を採ったという。 さらに、血液をその場でモニターに映し出し、「血がドロドロで血管が詰まる。これをつければ健康になる」などと言い、医療品の効能をうたったブレスレットやネックレスを販売したという。二人は県警の捜索後、店の営業をやめている。
沖縄タイムス - 2006年11月1日
posted by masahiro @ 5:11 午前

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム