2006/11/11

富士フイルム、顔検出機能を備えた薄型デジカメ「FinePix Z5fd」

富士フイルム、顔検出機能を備えた薄型デジカメ「FinePix Z5fd」
富士フイルムは8日、人物の顔検出機能を備えたスリムタイプのコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z5fd」を12月上旬に発売すると発表した。最大10人分の顔の位置をカメラが自動識別することで、従来よりもきれいなスナップ写真を撮影できる。オープン価格だが、店頭での販売価格は4万円前後となる見込み。 同社の顔検出機能は専用チップを内蔵したのが特徴で、人物の顔の位置や明るさを最短0.05秒で判別し、ピントや露出を最適な値に調整する。スナップ写真の撮影時に顔がピンボケでぼやけたり、露出不足で暗くなる失敗を防ぐことができる。同社のデジカメに顔検出機能を備えるのは今秋発売した「FinePix S6000fd」「同F31fd」に続き3機種目で、今回の新製品は最も薄型・軽量なモデルとなる。 カメラの有効画素数は630万画素。ISO1600の高感度撮影に対応しており、薄暗い場所での撮影でも手ぶれを抑えた写真が撮れる。「IrSimple」規格の赤外線通信機能を備え、同社の小型プリンターやパソコンなどの対応機器に撮影画像を転送できる。 顔検出機能を備えたデジカメはキヤノンなど他メーカーも投入しており、消費者向け製品での新たなトレンドとなりつつある。本体色はシルバー、レッド、ブラウンの3種類を用意した。[2006年11月8日/IT PLUS]日本経済新聞 - 2006/11/8
posted by masahiro @ 8:45 午前

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