2006/11/14

京都「お披露目はJ1で!」ワコールとユニホーム契約

サンガのユニホームの左袖に付けられているワコールの広告、来季からはユニホームそのものがワコール製となる ◆ 観客“寄せて”成績“上げる” ◆ 観客“寄せて”成績“上げる”!?J1京都が来季から地元企業で、スポンサーのワコールとユニホーム契約を結ぶことが8日、分かった。女性下着ブランドがサッカーのユニホームを手掛けるのは異例中の異例で、超ハイテク素材を生かした高品質の“戦闘服”になるのは間違いない。J1残留を懸けて苦闘が続く06年シーズン。J1でお披露目するためにも、残留は譲れない。◆ イチローも愛用のハイテク素材がピッチで躍動 ◆ 女性下着ブランドとサッカーのユニホーム。連想さえ不可能な“コラボ”が07年の古都で実現することになった。京都が来季からワコールとユニホーム契約を結ぶことが判明。ワコール製の下着、いや戦闘服を身につけたJリーガーが来季のリーグ戦に登場する。 「今までの女性下着メーカーというイメージを打ち破って、スポーツウエアも扱っているというのをアピールしたい」 本紙の取材に、ワコール広報部は決定に至った経緯を明かした。固定したイメージを脱却したいワコールに対し、地元密着型のチームづくりを目指すクラブは京都市に本社を置く同社にアプローチ。両者の思惑が合致して、今回のプランが実現に至った。 ただ、ユニホーム契約を結ぶパートナーは、当然のごとくスポーツメーカーが主だけに、Jリーグの承認を取る作業も難航。粘り強い交渉が実って、最終的には各クラブの合意を取りつけた。 女性用の下着がメーンの同社も、最近はスポーツアンダーウエアなども手掛けている。その一つが「CW?X」と呼ばれるもので、マリナーズのイチロー、プロゴルファーの青木功らトップアスリートが愛用している。運動性、快適性、吸汗速乾性に優れており、超ハイテク素材がそのままユニホームに流用される。 京都の梅本徹社長は「詳細は言えない」と明言を避ける一方で「楽しみにしといて」と交渉が順調に進んでいることを示唆した。 京都は現在、最下位。この日、チームはミニゲームなどで攻撃パターンを確認した。“寄せて上げる”ユニホームの初陣がJ2ではシャレにならない。スタンドを幻惑、いや魅了して、残留を実現させたい。
スポーツニッポン大阪 - 2006年11月8日
posted by masahiro @ 4:20 午後

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