2007年も続く欧州ブランドの再編劇 ユーロ高でM&Aに拍車も
実は2007年の欧州ブランド業界で台風の目となりそうなのが、アストン・マーチン買収でアルノー会長と組むこのフレール氏である。フレール氏はアルノー会長と、仏ボルドーの有名ワイナリー「シャトー・シュバルブラン」を共同所有するなどの関係で、投資活動でも積極的に連携を図っている。
市場筋によれば、既に仏エルメスの株式を数%取得している模様で、本格的な買収を検討しているとも言われる。ただし実現は未知数。エルメスの株式の70%はオーナー一族の保有とされており、オーナー側は独立志向が強いからだ。
ここ数年欧州ブランド業界を席巻している投資ファンドの動きも目が離せない。例えば米投資ファンド、テキサス・パシフィック・グループが所有するスイスの高級ブランド、バリー。
日経ビジネス オンライン - 2006年12月19日
posted by masahiro @ 2:18 午前
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