2006/12/21

「ドラクエ」「FF」シリーズ、回想シーン多用の脚本は改善の余地あり?

「コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会」(RGN)は10日、「シナリオライターの眼から見たテレビゲームの特異性」と題した発表会を行った。RGNは若手のゲーム研究者による、ゲームデザインと物語性について論じる試み。

 この日は、映画「007は二度死ぬ」の助監督など約60本の映画にかかわり、RPG「玉繭物語」のシナリオ原作など、ゲームシナリオも手掛ける川邊一外氏。「グランディア」などのゲームシナリオを担当したゲームデザイナー・シナリオライターの前田圭士氏。ゲームシナリオライターで演劇ユニット「Afro13」を立ち上げた、演出家の佐々木智広氏が講演した。

 過去3回の発表会では、ゲームと物語性の関係について、アカデミズムの立場から発表が行われた。しかし今回は映画、ゲームデザイン、演出と立場は異なるものの、いずれも「ゲームシナリオライター」の経歴を持つ、現場の人間からの講演ということで、ユニークかつバラエティに富む内容となった。モデレータはゲーム研究家の茂内克彦氏。

RBB Today - 2006年12月18日

posted by masahiro @ 11:02 午後

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム