2007/01/08

ケータイ新潮流 内面より“見た目”

携帯電話のトレンドに変化が起きつつある。音楽が聴けたりテレビが見られたりと、機能性を追求してきたが、ここにきてデザイン重視に。高級ブランドがプロデュースしたり、質感や手触りにこだわったりと、携帯電話各社はこれまでと違った分野で勝負をかけている。2007年の「ケータイ」は“見た目”で決まり?

 ≪ドコモ 欧米で大旋風、日本に上陸≫

 デザイン重視の流れを象徴する携帯が昨年12月、NTTドコモから発売された。米モトローラ製の「モトレーザー」で超薄型、ショッキングピンク、メタリックなステンレスの質感を持つ。既に販売されている欧米では大ヒットとなり、世界で5000万台以上を売った。

 モトローラは、日本市場でも旋風を巻き起こそうとサッカーの元イングランド代表、デビッド・ベッカム選手を起用した広告や、ヒルトンホテルの創業者一族でモデルのパリス・ヒルトンさんが登場するイベントなどを東京都内で展開、「おしゃれな携帯」を印象づける。

 NTTドコモ広報部は「テレビや音楽が楽しめたり、インターネットが使えたりといった多機能化は各社一定レベルに達した。肌身離さず持つものとしては、時計並みにファッション重視になるのでは」とみる。

フジサンケイ ビジネスアイ - 2007/1/8

posted by masahiro @ 1:39 午後

0 件のコメント:

コメントを投稿

<< ホーム