2007/01/27

スナオ電気が農業販売参入へ 第一弾に独自ブランドのバラ販売

産業用タイムスイッチ(タイマー)製造などのスナオ電気(浜松市下石田町、和泉三雄社長)は24日、アグリ事業部を3月に新設し、「しずおか美人」のブランド名で農業販売に乗り出すと発表した。既にブランド名の商標登録を済ませており、第1弾としてバラを販売する。 同社は農業用の自動化装置も手掛けており、静岡県西部や愛知県東部地域では直接、農家と取引もある。新事業スタートに当たっては、豊川市内のバラ農家2軒と契約。厳選した中間価格帯のバラを仕入れ、当面は取引先企業を中心に通信販売を行う。専用ホームページを近く設け、将来的には一般にも販売する。 市場や小売店を通さないことで、新鮮な状態なまま価格も抑えられるという。販売が増えれば契約農家を増やしたり、農協に協力を求めたりすることも考える。バラは常時十数種の品種を用意、5本セット1000円で販売。6月末まで送料無料。初年度に3000万円、3年目には1億円の売り上げを目指す。当面は花だけだが、将来的には他の農産物にも広げる考えで、アグリ事業部も2年後には独立させたいという。 しずおか美人のブランドでは、農業生産法人のアトップ(浜松市小沢渡町、徳井厚夫社長)がスナオ電気からブランドの使用許可を得て葉ネギを栽培。県内の一部スーパーで販売されている。中日新聞 - 2007/1/25
posted by masahiro @ 8:56 午前

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