2007/01/24

笹酒祭り、ドライバーには「笹水」…奈良

奈良市の大安寺で23日、がん封じで竹に入れた酒を温めて振る舞う恒例の「光仁会(こうにんえ) 笹(ささ)酒祭り」があり、飲酒運転が社会問題化していることを受け、今年はドライバー向けの「笹水」が登場した。 奈良時代に当時としては高齢の62歳で即位したという光仁天皇の命日に合わせた法要で、同寺の竹に酒を注いで飲み健康を保った故事に由来し、近畿各地から車で訪れる人も多い。無病息災とともに、飲酒運転の撲滅も訴えようと、信者の寄進を受けた吉野地方の天然水を竹に入れ、祈祷(きとう)して振る舞った。 駐車場では、ドライバーに車で来た事を明示する「ハンドルキーパー」のシールも配布。同寺の河野良文貫主は「霊験は笹酒も笹水も一緒。健康に、無事故であってほしいとの願いも込められている。今後も飲酒運転の危険性を訴えていく」と話した。読売新聞 - 2007/1/24
posted by masahiro @ 3:29 午後

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