日立製作所、センサネット端末の位置検知技術開発
(株)日立製作所のワイヤレスインフォベンチャーカンパニーは、センサネット情報システムのソフトウェアの変更のみで、センサノード(センサ内蔵無線通信デバイス)の位置検知を可能にする技術を開発し、東京医科歯科大学での実証実験に成功した。
センサネット情報システムは、身の回りのモノや人、環境の温度、振動、脈拍などの情報をネットワーク経由で収集することで、空調・照明の管理、食品衛生管理、災害監視、健康管理などを実現する技術。
厨房や食品倉庫で温度や湿度を検知し、検知したデータをもとに遠隔操作で空調の設定変更を行うことで、食品の品質管理や安全性を高めることなどに活用できる。
医療現場や食品倉庫では「無線センサによる衛生管理に加え、モノや人の位置把握を同時に行い、ネットワーク上で一元的に管理したいというニーズがある」として、既存のセンサノードのソフトウェアを変更するだけでノードの位置を検知する技術を開発。東京医科歯科大学にて本技術の実証実験を行い、誤差約15mでセンサノードの位置を特定できることを確認したという。
IBTimes - 2007/1/18
posted by masahiro @ 5:30 午前
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