2007/01/20

エレクトロニック・アーツがニンテンドーDSに国産タイトルを3本投入! 完成披露発表会レポート

これまで国外産タイトルがメインであったEAだが、この3タイトルは開発が日本で行われた国産タイトル。特に人気コミックとタッグを組んだ『ドラゴン桜DS』は純国産ともいえるタイトルだ。
 発表会で挨拶を行ったエレクトロニック・アーツ代表取締役社長 デラトロベ・ヘンリー氏は「ニンテンドーDSは、幅広い年齢層に広がっています。スポーツやレースなど、既存のEAファンはもちろん、これからEAファンになっていただける方のニーズやテイストに合わせた、日本人のクリエイターの手によって国内で開発したDS用新作3タイトルがラインナップに加わります。PCゲームとして世界的に知名度の高い『シムシティ』や『テーマパーク』、またテレビドラマ化されるなど非常に高い人気を誇る漫画「ドラゴン桜」(講談社刊)を題材にしており、幅広い年齢層のユーザーに楽しんでいただけると自負しています。これらの作品をみなさんにプレイしていただいて、エレクトロニック・アーツ作品の購買層を広げるものと確信しています」と、開発経緯を交えつつ、DS3タイトルへかける意気込みを語った。
■シムシティ DS
 1990年にスーパーファミコン版で登場以来、さまざまなプラットフォームでシステムを再構築しながら発売され続けてきた都市育成シミュレーションゲーム。本作『シムシティ DS』では、最新作であるPC『シムシティ3000』とSFC『シムシティ』をミックスした内容になるとのこと。上画面は「景観パネル」というグラフィックに特化した『シムシティ3000』的な内容、下画面は「作業パネル」という真上からの視点で操作のしやすいSFC『シムシティ』的な内容になっている。プロデューサーの村上貴宏氏は「立体的にするとビルの後ろにある道路などが見難い、かといって真上からの視点では町並みを楽しむことが難しい。DSなら2画面あるから、両方のいいとこ取りしちゃおう、ということですね」と解説。
■テーマパーク DS
 PSで発売され人気を呼んだ遊園地経営シミュレーション「テーマパーク」の最新作として登場する『テーマパーク DS』。DS版では、世界16カ国に人気のテーマパークを作り、世界一の遊園地経営者を目指すことになる。
 本作は名前こそライトな印象だが、その中身は本格的! アトラクションやショップの設置、スタッフの雇用などを始め、ショップの在庫管理や労使交渉などまで体験でき、遊びながら経営の勉強ができるほどだ。もちろん最初からすべてを理解するのは無理。そんな時はアドバイザーが経営のヒントをくれる。アドバイザーはDS版のみの新要素。開発シニアディレクターの河村優明氏は「ボリュームはかなりあります。ただ、あまりしつこく出てうるさくならないよう、タイミングにはこだわりました」と、アドバイザーについてコメント。さらに、PS版にはなかったチュートリアルも完備! はじめてプレイするユーザーにも、かつてPS版をプレイしたユーザーにも、どちらにもオススメできる仕上がりになっていた!
■ドラゴン桜DS
 その名の通り、モーニングで連載中の三田紀房氏の人気コミック「ドラゴン桜」を原作としたタイトル。ジャンル名に「ドラゴン桜式東大脳開発ソフト」と冠した内容は、勉強への抵抗感をなくし、基礎力を身に付けることを第一に考えられており、小学校の教科書をベースにした問題が出題。国語、算数、理科、社会の4教科、3カリキュラム(合計12カリキュラム)に挑戦していくというもの。総問題数は3,773問(数字を変えれば無限に問題を作れる算数を除く)。
 原作と同じく、100点を取らなければ評価されない点も同様。「厳しい」と感じるかもしれないが、1回の出題数は5問。間違ったとしても何度か繰り返しせば、すぐに100点を取れるようになっているのだ。またプレイヤーのライバルとして、小学生の矢島と水野の成績も表示。彼らの成績もゲームプレイとともに向上していくので、競い合いながら自然とプレーヤーの成績も向上していけるという。
 さらに、本作はニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応。週に1回の「Wi-Fiテスト」、月に1回の「Wi-Fi模試」が実施され、全国ランクやエリアランクを確認できる。毎日少しずつ基礎力を上げて、全国模試でその力を確認してみよう。
eg(イージー) - 2007/1/19

posted by masahiro @ 2:12 午後

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