2007/02/15

高卒予定者の求人倍率9年ぶり1倍

青森県内就職を希望する高校三年生の求人倍率が、一月末としては九年ぶりに一倍に達したことが十三日、青森労働局の調べで分かった。

 背景には県内求人が前年同期より百二十五人増えたことに加え、生徒の側も求人の豊富な県外就職を希望する傾向にあり、県内就職希望者が三百六十九人減ったことが挙げられる。

 就職内定率は県内希望・県外希望合わせて77.7%で、前年同期を7.9ポイント上回った。一方、まだ内定に至っていない生徒は九百五十八人(県内就職希望が八百五十九人、県外希望が九十九人)で、前年同期より四百一人の減となった。

 同局職業安定部によると、一月末現在で県内企業への就職を希望している生徒は二千二百二十四人(昨年同期比14.2%減)。これに対する求人も同数(同6%増)となり、求人倍率はちょうど一倍となった。一月末現在の県内求人倍率が一倍を超えたのは、一九九八年の一・二九倍以来。

 県内求人を業種でみると医療・福祉関連業などの求人が伸びている。県内で就職が内定した生徒は千三百六十五人(同2.2%増)だった。

東奥日報 - 2007/2/14
ラベル: 求人倍率


hotclick さんの投稿 @ 0:17

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