2006/11/14

ネオパパは“バラエティ消費”、オールドパパは“義務的消費”

ネオパパたちの特徴として、子どもへの積極的な投資という点も挙げられる。少子化の中で、子どもの価値は飛躍的に高くなっている。ネオパパたちは、家族回帰を強め、仲良く家族作りを楽しむだけでなく、子どもたちにモノやコトを惜しげもなくつぎ込み、様々な面でレベルの高い教育を受けさせたいと考えているようだ。調査でも、「なるべくレベルの高い教育・習い事を受けさせたい」62.4%(44.8%)、「子どものモノやコトには、かなりお金を使う方だ」56.0%(36.5%)と、オールドパパに比べて積極的な子どもへの投資意識が感じられる。また、ネオパパたちは昨今注目されている「食育」という問題に対する意識が高いのも特徴と言える。こ「自然食を食べたり、一緒に料理をしたり食育を行っている」40.4%(15.4%)、「子どもには自然で健康によい食材・食べ物を食べさせるようにしている」61.8%(28.8%)というように、「食育」にかかわる質問項目に対する回答がオールドパパに比べて2倍を超える数字になっていることからも、そのことが伺える。子どもに関する消費が積極的なのもネオパパの特徴だ。「最近3カ月以内にあなたがお子さんのために買ってあげたものや、お金を使ったもの」を見ると、上位に並ぶのは、「日本語の絵本/児童書」「テレビゲームや携帯型ゲームのソフト」「スポーツ用品」「子ども用のブランドものの服や雑貨」「テレビゲームや携帯型ゲームの本体」「知育玩具」などである。これをオールドパパで見ると、「テレビゲームや携帯型ゲームのソフト」「日本語の絵本/児童書」「テレビゲームや携帯型ゲームの本体」「特に買ってあげた高額商品はない」などとなっている。比較すると、まず「特に買ってあげた高額商品はない」を除いて、すべての商品ジャンルでネオパパのほうがスコアが上回っている。それだけ、子どもに対する消費全般で積極的だということが言える。nikkeibp.jp - 2006年10月27日
posted by masahiro @ 1:14 午後

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