2006/11/14

テレビゲームの進化系? 東芝、ヘルメット型プロジェクター

 まるで宇宙飛行士のようだけど、これは一体何?  テレビゲームに興じている女性が着用しているのは、東芝が開発したヘルメット型のプロジェクターシステム。直径40センチのドーム形スクリーンとプロジェクター、広角レンズを搭載し、あたかも自分がゲームの世界に入り込んでしまったように、映像が取り囲んでみえる。  映像は、ヘルメット上部のプロジェクターからスクリーンに向けて投射する。水平方向で160度の視界が得られ、頭を横に振ると映像も変化する。その臨場感は圧巻だ。  重さは約3キロで、2キロ以下の2輪車用ヘルメットに比べると重いが、短時間の実用には問題ない。  このプロジェクターシステムはもともと、川崎市にある東芝の研究開発センターが画像処理技術を研究する過程で開発した。特定の製品への応用を目指したものではなく、市販化の計画も今のところないそうだが、幅広い製品への応用が期待できそうだ。
フジサンケイ ビジネスアイ - 2006年10月29日
posted by masahiro @ 1:19 午後

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