シモンいも、健康志向の熱い視線 収穫作業急ピッチ
【伊江】新たな特産品づくりを推進し、ブラジル原産の「シモンいも」を村内で栽培するP倶楽部(石川悦子代表)は、12月1日から沖縄コンベンションセンターで開かれる「離島フェア2006」の出品に向け、収穫作業を急ピッチで進めている。
シモンいもの収穫作業に追われる従業員ら=伊江村東江上
シモンいもは、他の野菜に比べ天然ミネラルやビタミンA、E、Kが多量に含まれており、糖尿病や肝臓病などを改善する「薬イモ」として注目を浴びている。葉の部分はお茶の葉として利用される。
最近では健康志向のブームを受け、村内外からの問い合わせが相次いでいるという。
P倶楽部は、シモンいもとチップスや粉末などの加工品を製造販売し、毎年離島フェアでも好評。
今回のフェアでは、お茶を重点的にアピールしようと、家族総出で9月に植え付けた苗の収穫作業が大詰めを迎えている。
石川代表は「体にいいということを知ってもらいたい。個人ではなかなか入手できないので、離島フェアでぜひ買い求めてほしい」と呼び掛けた。
離島フェアでは、伊江村からP倶楽部のほか7業者が出店し、伊江村の特産品をアピールする。
(金城幸人通信員)
琉球新報 - 2006/11/26
posted by masahiro @ 9:38 午前
0 件のコメント:
コメントを投稿
<< ホーム