個人年金が伸び、見送りは妥当 日銀再利上げで 生保協会長
生命保険協会の斎藤勝利会長(第一生命保険社長)は15日、東京・日本橋本石町の日銀本店で会見し、同日発表された12月の日銀の企業短期経済観測調査(短観)について「予想の範囲内だった」とした上で、日銀の利上げについては「足元の消費など懸念材料があることから、市場は(12月の再利上げ)見送りという予想をしているが、それはそれで妥当な判断だ」との認識を示した。
7月のゼロ金利解除後から再利上げが行われていないことについては「生命保険事業にとって金利はジリ高が望ましいが、金利引き上げは副作用があるので(再利上げは)最初の利上げより慎重に判断して行っていると思う」と、日銀の政策に理解を示した。
また、2006年9月中間業績で、国内大手生保の主力商品である死亡保障保険が伸び悩んだことについて「保有契約が下がっている。その分、第三分野商品や個人年金が伸びているので、それが全体を下支えしている」とした。
フジサンケイ ビジネスアイ - 2006年12月15日
posted by masahiro @ 4:09 午後
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