遊びを奪われ塾通い?今どきの小学生が語る勉強事情
【PJニュース 01月05日】? 埼玉県内のとある大手学習塾の今年の冬期講習が4日からスタートした。正月が終わり、さっそく塾がスタートしたということであるが、塾へ通う今どきの小学生は、このような状況をどのように受け止めているのだろうか。ちなみに、塾に関しては、教育再生会議において、ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏から「塾は禁止すべきだ」という意見が出たばかりである。
PJ堀口が小学生の時は、正月や冬休みというと、勉強というよりもどちらかというと、凧揚げやコマを回しなど、歌に出てくるような日本の伝統的な遊びをした覚えがある。とある小学校の高学年の生徒に話を聞いてみたのだが、彼はトレーディングカードやWiiが好きな今どきの小学生である。
ちなみに彼の冬期講習のスケジュールというのは、毎日午前8時20分から午後2時近くまで実施され、1月8日まで休みなく続くそうである。その彼に、お正月が終わって即塾なんて大変なのでは?と聞いてみたところ「毎年なので別になんともない」という。しかし、「塾から帰ってきたら友達と遊んでいる」とのことであり、遊びは限られた時間でするとのことである。遊びは、「家の前で遊んだり、家の中に入ってテレビゲームをしたりいろいろ」とのことで、遊び相手というのは、塾の友達というよりも、学校の友人だそうである。塾で一緒の友人は家が遠いということもあるが、友人というよりも、どちらかというとライバルだそうだ。
また、「目標の中学校に入るために頑張る」と彼は言っている。勉強している子は、目標をもってしっかりと勉強しているのである。さらに、最近の小学校について、彼はこう語る。「学校では塾へ行く人と行かない人で成績の差が大きく開いている」とのことである。小学生からもうすでに学力格差ができているということだが、これを考えると、中学生、高校生になるにつれ学力差がどんどん開いていくことは目に見えているであろう。【了】
ライブドア・ニュース - 2007年1月4日
posted by masahiro @ 7:33 午後
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