沖縄素材を生かした健康食品、泡盛出荷額増
昨年末、稲嶺県政の継承・発展を標ぼうする仲井真弘多知事が誕生した。
仲井真知事は経済振興を重視する姿勢を鮮明にし、失業率を全国平均並みにすることや、年間観光客数一千万人の実現などを打ち出している。
〇二年に始まった沖縄振興計画は後期五年の折り返し点を迎えた。県は前半を総括し後期展望の考え方の骨子をまとめた。観光関連産業、情報通信関連企業の立地、沖縄素材を生かした健康食品、泡盛出荷額増加、農林水産物ブランド化などを成果として挙げた。
経済のグローバル化、公共投資削減など経済環境は変化し、国依存から脱却し、自立型経済をどう構築していくかが焦眉の課題として浮上している。
自立への道を切り開いていくには、各産業の現場で血のにじむような企業努力と創意工夫を重ね、競争力を高めるしかない。民間こそが主役だ。転換期の今こそ自立への気概を持ちたい。
沖縄タイムス - 2007/1/6
posted by masahiro @ 6:32 午後
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