リクルート「Tech総研」がエンジニアに関する研究レポートを公開
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エンジニアは転職の際にどのくらいの年収を求め、結果として年収はいくらアップしたのでしょうか。今回Tech総研では、2004年から2006年の12月までに転職経験のあるエンジニア300人に、転職前後の年収を聞いてみました。
まず、転職の理由で回答数が最も多かったのは、「会社からの評価や給与が上がらない、下がった」(42%)というもの。「会社や業界の将来に不安を感じた」(40%)という理由もかなりの割合であり、 「給与」と「会社の将来性」は転職の2大要因ということがわかります。
次に、転職先の企業を選択した理由で多かったのは、「仕事内容の面白さ、醍醐味」(49%)、続いて「年収(残業代含)の額」(38%)と、前述の2大要因ではなく、「仕事のやりがい」を目的に挙げる人が目立ちました。
それでは実際転職したときの年収の増減について聞いてみたところ、明確な年代差が表れ、20代から30代前半にかけてはほぼ100%の人が「転職で年収が増えた」と回答しているのに対し、30代後半になると事情が様変わりします。
なんと30代後半で「増えた」人は皆無、「変わらない」が48%、「減った」が52%。これが40代前半になると「減った」人がなんと97%にも達します。
さらに年収の増減を職種別にみるため、職種を大きく「ソフトウェア・ネットワーク関連」と「ハードウェア関連」に分けると、明らかにハード系のほうが「増えた」率が高くなりました。
より詳細にみると「回路・システム設計」「光学技術」「生産技術・プロセス開発」「研究、特許、テクニカルマーケティング」などの職種で、「増えた」率が高くなりました。
これはたまたまの例というより、最近の転職市場における電機・電気・電子・機械系メーカー系の求人の急激な伸びを物語っています。求人倍率でいえば、IT業界が圧倒的に高く、今もさらに上がり続けていますが、昨今のメーカー求人はその勢いを凌ぐほどだといえます。
News2UNet (プレスリリース) - 2007/2/14
ラベル: リクナビNEXT
hotclick さんの投稿 @ 0:07
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