2007/02/15

エア・テクノロジーズ 酸素カプセル開発

健康管理機器を開発製造販売するエア・テクノロジーズ(さいたま市浦和区、前野英樹社長)は、高気圧環境酸素機器「酸素カプセル」を開発、三月から本格販売を開始する。同社は美容、けがの回復を早める、疲労回復などの効果が期待できるとし、健康、美容、関連市場を中心に、二〇〇七年度二百台程度の販売を目指す。将来的には、健康機器の研究開発力を活用し医療機器市場にも参入する計画。

 酸素カプセルは、気圧を高めたカプセルの中に一定時間横たわることで、通常の呼吸よりも多くの酸素をからだに取り入れることができる。

 同社が開発した酸素カプセルは、高気圧(最大一・三気圧)で高濃度酸素(最大50%)を吸収できる。通常の大気圧は一気圧、酸素濃度は約21%。

 同社製品はコンピューターによる自動制御で加圧、減圧など気圧の維持をコントロールする。内部の表示器から操作、設定が可能でひとりでも利用でき、大きな透明窓により開放感もある。

インターフォンが装備、外部と連絡もとれる。「金属素材によりハードボディ化を実現し、安全性と耐久性も向上した」(エア・テクノロジーズ)。軽量化にも成功。既存製品の三分の一程度の軽さとしている。

 現在は月産十五台程度を生産できる体制にあるが、早期に三十台程度まで生産できる体制を構築する計画。〇七年度は五億円の売上高を目標としている。

埼玉新聞 - 2007/2/14
ラベル: 酸素カプセル


hotclick さんの投稿 @ 20:14

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