契約社員の正社員登用制度導入に向け、検討…JR九州
JR九州が、契約社員の正社員への登用制度導入に向け、検討を始めたことがわかった。団塊世代の大量退職時代を迎え、優秀な人材を確保する狙いがあるとみられる。
13日に福岡市で開かれた九州旅客鉄道労働組合の定期中央委員会で、舩津寿幸・中央執行委員長が、経営側から協議開始の申し入れがあったことを明らかにした。
現在、JR九州では約1000人の契約社員が働いており、車両内や駅窓口での接客などを行っている。
数が増えているうえ、職種も広がってきたことから、待遇改善が課題となっている。会社側としても、退職者が増えるなかで、即戦力としての期待が高く、労使双方の思惑が一致したという。
現在、登用への条件や選抜方法、職種などについて詰めており、舩津委員長は「来年春の実施に向け、秋までには話をまとめたい」としている。JRグループでは、JR西日本が2005年、営業担当の契約社員を、運転士や車掌といった運転職の正社員へ登用する制度を設けている。
読売新聞 - 2007年2月13日
ラベル: 登用制度導入
hotclick さんの投稿 @ 0:02
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