2006/11/20

宇宙への夢キラキラ 鯖江出身の吉村さん 仁愛大で児童に講演

 鯖江市本町出身の宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員吉村善範さんを招いた子ども向けの講演会「宇宙開発という仕事について」が十九日、越前市の仁愛大であった。宇宙服や宇宙ステーション「きぼう」、スペースシャトルの模型も展示。丹南の小学生やその保護者ら百人以上が宇宙開発の今に目を輝かせた。 子どもたちに夢を、と武生商工会議所青年部が主催。ロケット、スペースシャトルの開発や打ち上げを行うJAXAのシステムズエンジニアリング推進室長として、ロケットなどの作り方を確認する仕事をしている。一九八五年からは「きぼう」の設計の半分に携わった。 吉村さんは、写真や表を映したプロジェクターを使って講演。「ロケットは燃料タンクがほとんどで九割が燃料。燃料とロケット本体は卵と殻のような関係」など分かりやすく説明。「宇宙飛行士になるには、視力も含め健康な体であることが第一で、専門分野があることが大切。JAXAでは芸術家が宇宙で絵を描いたらどうなるか、という話もしています」と紹介し、宇宙飛行士に挑戦して、と呼び掛けた。 (持田則子)
北陸中日新聞 - 2006/11/20
posted by masahiro @ 8:02 午前

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