リストラ反対、提訴へ 消費者金融大手CFJ労組が方針
消費者金融大手、CFJ(東京)のリストラ策に反対するCFJ労働組合(本部・名古屋市)の組合員たちは13日、同社や親会社のシティグループ(ニューヨーク)に対して、社員らへの自宅待機命令の無効確認や損害賠償請求の訴訟を起こす方針を決めた。
昨年末に改正貸金業法が成立し、消費者金融各社がリストラに動く中、波紋を広げそうだ。
シティグループは1月8日、CFJの支店の8割以上を閉鎖すると発表した。
労組によると、CFJは昨年12月22日から支店400人、本部100人を目標に希望退職者を募集。有人店舗を全国46店にする作業を今月初めまでに終え、人選から漏れた社員らに自宅待機命令を出した。
自宅待機の社員あて文書では、2月から5月までの各月末日の中からそれぞれが退職日を決めるよう求めるとともに「月額給与の3カ月分の退職合意金を支給する」「再就職支援サービス会社のサービスが受けられる」などと説明している。
労組側は「経営状況を明らかにしていない」「労組と十分な協議をしていない」などと反発しており、13日、名古屋市内で中部地方を中心とした組合員約80人が参加して緊急集会を開いた。
シティグループの広報担当者は、労組が提訴の方針を決めたことについて「急にコメントを求められても(現時点では)対応できない」とした。
中日新聞 - 2007年2月13日
ラベル: リストラ
hotclick さんの投稿 @ 19:32
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