2007/02/17

U;Neeの次はチョン・ダビン 相次ぐスターの自殺

故チョン・ダビンは、国立科学研究所での検死解剖の結果、自殺と結論づけられた。こうした中、芸能界では「もはや一刻の猶予も許されない」という声が高まっている。

 歌手U;Nee(ユニ)の自殺の衝撃が薄れぬうちに伝えられたチョン・ダビン死亡の知らせは、衝撃そのものだった。相次ぐタレントの死に、今や芸能プロダクションも、対策に四苦八苦している。

 タレントは常に、いつ人気が落ちるかわからないという不安感に捕らわれている。感受性の豊かな10代後半?20代前半の女性タレントの場合、鬱病に陷る危険は高い。友人とぺちゃくちゃおしゃべりしたり、楽しみの多い年齢であるにも関わらず、スケジュールに合わせて慌しく生活すること自体が、彼女たちにとって大きなストレスとなる。

 バッシングやアンチファンの攻撃も、ここに一役買う。デビューしたばかりの新人も、ある程度人気があるスターも、常に鬱病の危険にさらされているのだ。

 各プロダクションも、自社所属タレントたちを保護しようとする動きを見せている。所属タレントたちに運動や趣味を勧奨したりするが、根本的な対策にはならない。

 極少数ではあるが、異性との刺激的な出会いを追い求めたり、酒、甚だしくは麻薬に手を出すにいたることもあり、極端な場合、自ら命を絶つ状況にまで発展する。

 このため、一部では「若いタレントは新世代なだけに、精神的にひ弱な面がある」と「バッシングや人気にこだわらない、鷹揚な姿勢も必要」と指摘する声も。

 大御所俳優たちも若手タレントに、試練に堂々と立ち向かう姿勢が必要だという。

 実際に、幼い頃からレッスン生時代を経てデビューしたアイドルスターの場合、高校在学中、あるいは卒業したばかりのことが多い。

 彼らにとって世間の関心は喜びである同時に、大きいプレッシャーにもなりえる。20歳を過ぎたら、所属事務所と契約問題などで、数億ウォンの法的紛争が起こる事態も発生する。

 有名タレントの自殺は、彼らを見つめる大衆に、悪影響を及ぼすこともあり、これを憂慮する声も出ている。

 ネティズン(ネットユーザー)たちのバッシングに対する警戒心が強まっている昨今、スターたちの成熟した態度も同時に要求されている。(写真左より)歌手U;Nee、女優チョン・ダビン

WOW! Korea - 2007年2月13日
ラベル: 歌手U;Nee、女優チョン・ダビン


hotclick さんの投稿 @ 17:51

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