懐かしのオート三輪、そろい踏み 南丹の中古車販売店
今ではほとんど姿を見かけることがなくなったダイハツ、マツダ製のオート三輪が、京都府南丹市園部町内林町の中古車販売店の店頭に並んでいる。オート三輪などの小型三輪貨物自動車は、府では現在25台が登録されるのみ(自動車検査登録協力会調べ)で珍しく、話題を呼んでいる。
「カードックオクムラ園部インター店」(本社、同町南大谷)で、オート三輪はダイハツの1965年製ダンプ(1900cc)と、マツダの1970年製トラック(1500cc)の2台。
3年前に奥村一司社長(55)が大阪府と岐阜県で催された中古車オークションで「珍しい」と購入し、1年ほど前から同店に置いている。2台とも車検が切れており、一部壊れている個所もあるが、整備すれば再び走行できるという。
丸目のライトや流線形のボンネット、板にクッションを張っただけの座席など昔懐かしい姿は、通りがかりやうわさを聞いて訪れた人にも評判。
写真を撮ったり、「懐かしい」と運転席に座っていく人もいるほか、博物館や愛好家からの問い合わせもあるという。
奥村社長は「乗ってもらえた方が車にもいいので」といい、商品として扱っているが「古い車で整備が大変。大事に乗ってくれる方であれば販売する」と話している。
京都新聞 - 2007/2/15
ラベル: オート三輪
hotclick さんの投稿 @ 20:49
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