社福協 / “食品の安全性/機能性のバランス?海外動向を交えて?”をテーマに「第10回健康食品フォーラム」を開催
社福協は15日、“食品の安全性/機能性のバランス?海外動向を交えて?”をテーマに、「第10回健康食品フォーラム」を開催した。
最初に登壇した日本健康食品規格協会・大濱宏文理事長は「欧米におけるサプリメント制度の現状把握?最新の法規制に夜安全性と表示?」と題し講演。昨年行われた欧米視察の結果を報告した。
まずEUに関してはサプリメントに関する重要法規として「欧州食品法」、「栄養健康強調表示規制」、「フードサプリメント指令」、「新規食品規制」、「ビタミン・ミネラル強化食品規制」があることを紹介。「フードサプリメント指令」の今後の予定としてビタミン・ミネラル以外の成分の規制の可否等について2007年7月までに欧州議会及び欧州理事会に報告書が提出される予定だとした。またハーブの検討は最後になると予想した。
米国に関してはサプリメントに関する重要法規として、 「DSHEA(栄養補助食品健康教育法) 」、「栄養補助食品および非処方箋薬に対する消費者保護法」を挙げた。
「DSHEA」の今後の予定として、2007年度中に構造・機能表示の科学的根拠の実証に関する最終の運用指針が発表予定だとした。
また、2006年度中に条件付きヘルスクレームの運用について、より詳細な手続き、要件等を示したガイドラインが発表予定だったとした。
大濱理事長は(1)サプリメントの安全性に対する法的措置が欧米のいずれにおいても積極的に進められる、(2)ヘルスクレームに関する法制度は、欧米のいずれにおいてもサプリメントなどの食品制度とは独立した形で法制度化されていると結論付けた。
健康ビジネスEXPO - 2007/2/17
ラベル: 健康食品フォーラム
posted by minasan @ 10:38 午後
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