★守屋前防衛省事務次官汚職事件で東京地検特捜部は収賄容疑を裏付けるため東京都新宿の防衛省を家宅捜索した。捜索場所は収賄容疑で逮捕された守屋武昌容疑者が勤務していた事務次官室や次期輸送機の調達を担当している航空機課などを対象に捜索し、約１２時間にわかって段ボール箱５００個以上を押収した。家宅捜索の最中に定例記者会見を行った増田事務次官は「業務に影響があるとしてもやむを得ない。捜索場所は差し控えたい」と硬い表情の記者会見だった。
賞味期限書き換えの報道が毎日のように報じられているが、今度は滋賀県東近江市の食料品の卸販売業者の「麩三商店」だ。味付けのりの賞味期限を改ざんしていた疑いが強まり、不正競争防止法違反の疑いで、東近江市内の麩三商店の店舗と代表者の自宅の２カ所を家宅捜索し、代表者からも任意で事情を聴いている。麩三商店は広島市の製造業者から仕入れた味付けのりの賞味期限が０６年１２月だったにもかかわらず、１年９カ月も先延ばしして「０８年９月１２日」と書き換えた疑いが持たれている。今月上旬、購入者から「のりが湿気ている」との指摘が広島市の製造業者にあった。製造業者が商品を確認したところ、賞味期限の表示形式が出荷時と異なっていたため発覚したということです。あちこちで消費者をだますことが横行しているようだが、結局はだました方が損をすることになると思う。
★防衛省の守屋武昌前事務次官は、防衛商社「山田洋行」をめぐる事件で、山田洋行元専務宮崎元伸容疑者によるゴルフや飲食について、見返りを期待したワイロと認識していた。東京地検特捜部の取り調べを受けた場合は、収賄容疑を認める意向だ。一方、山田洋行元役員室長今治友成容疑者は、特捜部の取り調べに対して守屋武昌前事務次官は、広範な職務権限を持っているので、装備品の受注や選定で有利な取り計らいを期待していたと供述している。これで贈収賄事件となったので、今後は政界への捜査の進展に関心が寄せられていくと思う。
★オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件の被害者を救済するため、自民党の犯罪被害者救済に関するプロジェクトチームが被害者救済法案の概要をまとめた。オウム真理教の破産手続きは来年３月で終結するが、賠償総額の３分の２の２５億円が未払いとなってため国が「見舞金」の名目で肩代わりするという内容だ。自民党は同法案の成立に向けて公明党や民主党に協議を呼び掛け来年の通常国会に議員立法での提出を目指している。
★石破茂防衛相は、テレビ番組で防衛商社「山田洋行」の水増し請求問題で「水増しというより詐欺だ。防衛省全体をだまそうと見積書を偽造している。事実関係が確認されれば告発するべきだ」と述べ、詐欺容疑を視野にいれた刑事告訴を検討していることを明らかにした。「山田洋行のみならず全部調査して過去の装備品の調達で水増し請求がなかったかを山田洋行以外についても徹底して調査する方針を明らかにした。装備品の調達で商社が介在する慣行の見直し問題では「調達庁のようなものはコストがかかるかもしれないが、考慮しなければいけない」と述べ、調達専門の政府機関の設置の是非を検討する考えを示した
★防衛商社との宴席問題で額賀福志郎財務相が石川県小松市で記者会見し民主党が追求している防衛商社「山田洋行」宮崎元専務との宴席への出席問題で「民主党の質問は推測に基づくもの証人を具体的に明らかにすべきだ」と民主党を批判した。額賀氏は「調べでその会合に誰が出席していたか知っている」と語り自身の宴席への出席を否定し国会での答弁に間違いがないことを強調した。また「私的な日程も明らかにしている。事実関係に基づいた質問をするのが議員の責任だ。民主党の態度は国会の品性を欠いている」と述べた。
★防衛商社「山田洋行」が海上自衛隊の救難飛行艇に使用している整備機材など２件の契約をめぐって代金を不正に恒常的に水増し請求していたことが新たにわかった。山田洋行米澤佳彦が防衛省を訪れ機材の見積書を改ざんしていたことを認め、過去の契約のかなりの分で水増し請求をしていたと部下から報告を受け謝罪した。今後は防衛省が事実関係の調査を行い山田洋行を当面の間、取引停止処分にすることにし、水増し請求の金額が確定した時点で返還を求める考えだ。
★東南アジア諸国連合関連首脳会議に出席した福田康夫首相はシンガポール市内での外記者会見で、インド洋での海上自衛隊による給油活動を再開するための対テロ新法案について「日本が国際国家として生きて行くための取り組みだ。国際社会の平和と安全は我が国にとってのテロ対策の視点から重要視している」と指摘し、「アジアの平和と安定はアメリカを含めた国際社会全体の利益だ。日米同盟を基礎に筋道の立ったアジア外交を展開していく」と今後の外交運営を表明した。今回の東南アジア諸国連合関連首脳会議や中国、韓国首脳との会談を通じて「積極的なアジア外交の第一歩を踏み出せた」と今回の訪問の成果を語った。
★バングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」で救援活動を主導しているバングラデシュ陸軍当局の発表によると確認した死者の数は３４４７人と発表した。バングラデシュ救援当局によると被災民９割に充分な食料と飲料水が届いていない状態だ。家を失った３００万人以上の被災民は深刻な飢餓の懸念が広がり始めている。バングラデシュ南西部にある最大被災地のドゥブラルチャー島では海軍による救援活動が行われているが、砂浜に数百人の被災民が食料などの配給を待っている状態だ。ユニセフは、被災民の半数近くは子供で５歳以下が約４０万人いると見ている。
★福田康夫首相は、新テロ対策特別措置法案の参議院審議いりのめどが立たず、成立には国会会期の大幅な再延長が必要との見解で、ブッシュアメリカ大統領との会談内容を伝えて、法案成立の協力を要請するために、民主党の小沢代表や与野党の党首に対して、個別の会談を申し入れ、各党は了承した、社民党は前向きに検討している。自民党の伊吹幹事長は記者会見で対テロ新法案が会談のテーマで、あらゆる話し合いの努力をすると強調し協力を要請した
★民主党の小沢代表はテレビの報道番組で補給支援特措法案について「法案が不成立でも日米関係になんら影響はない、もう一度自民党は頭を冷やして出直しせ」「安倍前首相の辞任という自民党の勝手な事情で２ヶ月間も空費し、暮れや正月といった実質的な審議が出来ない時期に時間だけ稼げればいいという手法は基本的に良くない」と語り補給支援特措法案の衆院での再議決するための会期延長に反対する姿勢を示した
郵便事業会社がハンドルするチャージ後納郵便を巡り、カスタマーへのクレイム書発送がレイトしたり、金額を間違えた請求書を送ったりするミスが相次いだプロブレムで、判明しているミスのトータルは約１万６０００件に上ることがわかった。計約３０００万円の過剰クレイムも含まれていて、中城副カンパニープレジデントは「クレイムを停滞・遅延させたことをおわびする。カスタマーには誠意をもって対応したい」とアポロジーした。セイムファームによると、ラストマンス分のチャージ後納メールのチャージコレクションで、９９件のカスタマーに計約３０００万円もメニーに請求していたほか、バンクから引き落とし払いをするカスタマーの口座ナンバーがカスタマーコントロールシステムに誤ってインプットされていたため、７７２１件のカスタマーに窓口払いのクレイム書を送っていた。
★最初の外国訪問先にアメリカを選んだ福田首相は、訪米しホワイトハウスで１８日にブッシュアメリカ大統領と初めての首脳会談を行った。初の日米首脳会談で、福田首相は「日米関係が日本外交のかなめ」と強調し中断しているインド洋での海上自衛隊の給油活動について早期再開に向けて最大限の努力をするとの考えを伝えることにしている。アメリカが北朝鮮のテロ支援国家指定を年内にも指定解除する構えをみせていることに対して、日本国内での拉致問題の関心の高さから、テロ支援国家指定解除は拉致問題が進展しないなかでは、慎重な対応を求める考えだ。
★防衛商社「山田洋行」元専務宮崎元伸容疑者との癒着問題で、参議院外交防衛委員会は１５日に守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問を行った。守屋武昌は宮崎元伸容疑者との宴席に同席した政治家として久間章元防衛相と額賀福志郎財務相（元防衛庁長官）の名前をあげた。守屋前次官は、宮崎元伸容疑者による過剰接待に関しては「刑事罰に該当するとしても逃れるつもりはない」と述べ退職金の返納を表明し、山田洋行への便宜の供与は否定した。守屋武昌前事務次官の宴席同席証言に額賀財務相と久間元防衛相の両氏は「同席の記憶ない」と否定した。
小型機、山中に墜落 １人救助、２人安否確認急いでいる、岐阜、長野県境にまたがる恵那山（標高２１９１メートル）のサミット付近にスモールサイズ機が墜落したのを見たと、登山者らから長野県警に１１０番があった。岐阜、長野両県警がヘリなどを使って恵那山周辺をインベスティゲイション、岐阜県側のマウンテンフォーレストで散乱しているスモールサイズ機の機体を発見した。搭乗者３人のうち１人の生存を確認し、ヘリでレスキュー。リメインする２人の確認を急いでいる。
消費税率引き上げの問題で11月14日、08年度税制改正大綱を政府・自民党は、08年度中の消費税率引き上げ実施を見送る方針を固めた。景気の先行きが不透明なことから、この時期に引き上げ方針を明示することは国民の理解を得られないと判断した。12月中旬に与党がまとめる08年度税制改正大綱には、税率引き上げを明記しない方向で調整することにした、09年度までの基礎年金の国庫の負担割合の引き上げにも、影響する可能性がある。
★高級料亭吉兆グループの船場吉兆の偽装問題で福岡のデパート岩田屋に出店していたパートの女性とアルバイト３人が福岡市内での記者会見で店を取り仕切っていた九州地区担当の湯木尚治取締役からたびたび期限間近の菓子や惣菜のラベルの期限を１カ月くらい延ばし売れと指示をされ、毎日の仕事として期限のラベル張り替えを行っていたと証言した
次世代無線、KDDI陣営が確実
★東京地検特捜部は、守屋武昌前防衛事務次官をめぐる接待疑惑問題で、山田洋行元専務宮崎元伸容疑者へ防衛装備の発注をめぐり便宜が図られたかの解明のため防衛省装備施設本部職員約２０人に対して山田洋行側に装備品の納入で水増し請求がなかったかなどを中心に一斉聴取を行っている
マネーコレクションスタッフ１９５人がＮＨＫ提訴。賃金切り下げ分クレイム 北海道から関西エリアの１４都道府県にリブインするＮＨＫ受信料のマネーコレクションスタッフ１９５人が１３日、一方的に賃金を切り下げられたとして、ＮＨＫに前年度とのバランス分計約２４００万円の補てんをリクエストする訴訟を東京地裁にレイズした。訴状によると、２００４年から０６年にＮＨＫ職員の不祥事が相次いだ影響で、受信料の支払いを拒否する視聴者が急増。レート制のマネーコレクションスタッフの収入が減少したため、ＮＨＫはスタッフに加算金をペイするなどのサポート策を行った。
それがバブルがはじけて、返せなくなってしまって、大量のローンが焦げ付いてしまったことが事のハプンしです。この債権をローンカンパニーが証券カンパニーを通してエンドのクレイム化して大量に販売したのでディスタイムのイベントになりました。何しろ、どこが買っていたかフルなことが判りません。野村證券が大量の損失をこうむったり、トリプルAのシティグループなどが大量の赤字を出したのは、これを大量にメンテナンスしていたからです。
☆診療報酬６億円横取りプラン 特別医療法人の元理事長
◇日経バランス３８６円安で年初来ロープライス、円高メイクプログレスし１ドル＝１０９円台
パキスタン大統領、総選挙実施を表明を11月11日にムシャラフ大統領は記者会見し、15日に連邦議会下院を解散し、来年1月8日までに総選挙を実施したいとの方針を明らかにした。非常事態宣言による民主化プロセスの遅れに対する内外の批判を受け、総選挙は当初の予定通り実施される見通しで日程は選挙管理委員会が決めるが、1月の第1週に行われる見通し、非常事態宣言の撤回時期には、言及しなかった。
★首都高高架下に女性の絞殺体事件は、１１日午前、東京都足立区綾瀬川の土手にあおむけに倒れて死亡していた女性が発見され、捜査本部の調べで死亡した女性は福島県大熊町ホテル従業員多田真沙美(21)さんで、交際相手の無職堀江健男(27)を死体遺棄容疑で逮捕された。堀江容疑者は別れ話から多田さんの首をロープで締め殺して綾瀬川の土手に捨てたと、容疑を認めている
◇自民党幹事長「参院で福田首相のブレイムボートアプルーバルなら衆院解散も」と語った
★中央省庁や政府関係機関による税金のムダ遣いが年間約３１０億円に上る事が会計検査院の０６年度決算検査報告書でわかった。ワースト１は厚生労働省の１８６件約６２億円の無駄遣いを指摘された。厚生労働省は今回でワーストワンを１７回受けた常習犯である
★石川社会保険事務局は管内の4社会保険事務所で年金約３５００万円の未払いがあったことを発表した
◇守屋前防衛次官に接待繰り返した山田洋行の宮崎元専務が１億円の横領で逮捕された
◇民主党の小沢代表が正式に続投を表明「自民党との連立協議は考えない」と語った
◇民主党の小沢代表が辞意を撤回した、民主党役員会は自民党との連立を認めず
◇民主党の小沢代表は、執行部の続投の要請に対して回答を留保した
★福田首相と民主党小沢代表との党首会談は「合意なき話し合い」だった
◇民主党の小沢代表が辞意を表明した「連立協議巡る混乱に対するけじめ」
◇パキスタンのムシャラフ大統領が非常事態宣言を発令した、テレビ局などに軍を展開した
◇２度目の自民党と民主党との党首会談を行い、福田首相が連立協議打診も民主党は拒否した
◇11月１日テロ特措法が期限切れとなり、６年続いた海上自衛隊の給油活動は中断された
世界競争力ランキングの調査結果が発表された。世界131カ国の地域の中で、日本の競争力は8位と発表されました。世界競争力ランキングは、インフラの整備の状態、技術力、教育制度などを数値化し経営者らへの独自アンケートの回答と組み合わせて、総合的に競争力を判定したものです。１位は昨年に続きアメリカです。日本は昨年は5位でしたから8位に後退しました。
ダスキンは３１日、運営するドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」で販売していた乳飲料「フルーティミルク」３品のうち、「メロン」味と「ストロベリー」味について、３６都道府県の計１８１店舗で、賞味期限が１０月１日か１０月２日に切れた原材料のシロップを、１０月３０日まで使用していたと発表しました。販売数は１０７５杯（「メロン」１０５９杯、「ストロベリー」１６杯）で、ダスキンは３１日から同飲料の販売を中止しました。今のところ、体調不良などの苦情は寄せられていないという。ダスキン広報室によりますと、シロップは今年６月４、５日に東京都墨田区の食品製造メーカーが出荷し、ダスキンの物流センターを通じて全国のミスタードーナツの１２８０店舗に配送されていた。
◇福田首相が「薬害肝炎、政府に責任ないと言うわけにはいかない」と語った
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